
学会・研修(2019年)
学会・研修(2019年)
さる12月7日・8日 国際インプラント学会・ドイツインプラント学会日本支部(ISOI・DGZI)の10周年記念講演会が開催されました。
私も教育講演にお招きいただき「インプラントの長期安定」をテーマに今まで私が行ってきた基礎研究とそれをいかに臨床応用しているか、ネガティブな情報も散見されるインプラント治療ですが、その現在地と未来を再考するお話をさせて頂きました。
長時間にわたる講演にもかかわらず多くの先生が熱心に聴いてくださり感謝しています。
またご尽力いただいた学会関係の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
日本顎咬合学会誌「咬み合せの科学」2019年3号に院長の論文「三次元有限要素解析による犬歯誘導咬合の有効性に関する力学的検討」が掲載されています。
治療の成功を左右する咬合様式の有効性を力学的に解析した基礎論文です。
興味のある先生方が是非ご一読ください。
去る7月15日(祝)イイノカンファレンスセンターにて京セラコロキウム2019が開催されました。インプラントの長期安定をテーマに私も登壇させて頂き研究テーマであります骨粗鬆や骨と運動負荷と大きく関連する咀嚼機能回復と健康長寿について問題提起させて頂きました。多くの歯科医師、研究者にご参加いただき感謝しています。
当日、当院の歯科医師や衛生士がみんなで応援にきてくれました。(忙しくて一緒に写真撮れなかったことは残念)この日、来年度吉野デンタルクリニックの衛生士による「歯科衛生士のアシスタント・メインテナンスセミナー」開催が決定しました。インストラクターのオファーは日々のいつも明るく前向きなみんなの診療姿勢と努力があったからこそ。
大きな自信にして下さい。セミナーを行っていくことは沢山のプレッシャーもあると思いますがチーム医療の素晴らしさを伝えて行けるよう一緒にがんばっていきましょう。
自分の講演よりもこちらの方が嬉しい出来事。
業界紙クインテッセンス7月号に論文が掲載されています。私が日々臨床で咬合治療を施す時必ず咬合器という器具を使用します。
生体のデータを外部に模写し移行することで診査・診断から綿密な治療計画までが可能と考えています。
この時大切なのが生体の左右対称性。咬合器上で左右対称な理想的な咀嚼器を再構築するにはその基準が大切というのが本論文のテーマです。
近年、歯科界もデジタル化がすすみ当院でもCTやデジタル解析を多用するようになりました。
であるからこそ、一度原点に戻り生体の左右対称性を考察する時期だと考えています。
ご一読を!
さる6月22日23日両日 東京国際フォーラムにて第37回日本顎咬合学会が開催されました。
当院からは衛生士ポスター部門に松井と曲沼、一般口演部門で私吉野が発表させて頂きました。
それぞれの発表に関しては一定の評価を頂けたように思います。演台に立つことが目的ではなく仕事を公開することで自身のレベルを知りステップアップにしていくことこそ大切であると肝に銘じています。日々の臨床力の向上に繋げるよう今後も医院全体で努力してまいります。
2019年7月15日に開催されますシンポジウム COLLOQUIUM2019に登壇させて頂きます。長期高齢社会での歯科の取り組み・インプラント治療の在り方についてお話しさせていただく予定です。
来る2019年6月22日23日 東京国際フォーラムで開催されます日本顎咬合学会にて、私 吉野と衛生士 曲沼、衛生士 松井が発表いたします。
当日は休診とさせて頂いており患者様にはご迷惑をおかけしますが、精一杯頑張ってまいりますのでご理解ください。
業界誌クインテッセンス4月号に私のスタディーグループ「東京デンタルスタディークラブ」が紹介されています。
会員一人一人の努力が会をここまで大きくしてくれたことに感謝しつつ、「生体と真摯に向き合う」という当初からのコンセプトは忘れてはいけないと肝に銘じています。
今後も患者様の健康維持、歯科界発展の為継続していきたいと思います。
3月21日(祝)ビジョンセンター田町にて歯科衛生士の合同発表研修会が開催されました。ドクターの研修会は数多くありますが、医院に勤務する歯科衛生士の交流の場は意外に少ないものです。そこで、歯周病専門医である神成貴夫先生、里見美佐先生、同じ京セラインプラントのインストラクター船木弘先生と私で企画したのが今回の研修会です。
全員が発表するという全員参加型の研修会。普段は触れることのない同世代の衛生士さんたちの発表は大いに刺激になったことでしょう。午後は里見先生の「歯牙解剖」神成先生の「歯周病の新分類」の講義もありとても有意義な時間でした。発表の準備は大変だったとおもいますが、きっと明日につながる一日になったと思います。ご協力くださった患者様に必ず還元してください。
企画した我々ドクター陣もとても良い勉強をさせてもらいました。一日を通して感じたことは皆が前向きで明るいこと。とても大切なことですね。「感謝」の気持ちを忘れないみんなの姿に本当に嬉しく思いました。つぎもやるよ!
2月24日(日)京セラの最新インプラントFINESIAの新春特別講演会が開催されます。最新の知見も含めご報告させて頂きます。
2019年3月10日(日)ステーションカンファレンス東京におきまして日本歯科先端技術研究所学術講演会が開催されます。テーマは「歯科臨床の展望」。
各方面で活躍する本会会員によるリレー講演になっています。私も「インプラント治療の現状と展望」と題しまして、インプラント治療の有用性と問題点、高齢社会での術後対応と今後への期待について纏めさせていただく予定です。
一般の方のための公開市民講座も予定されておりますので興味ある方は是非お声かけください。
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