
学会・研修(2025年)
学会・研修(2025年)
去る3月23日(日)、御殿山トラストタワー(東京都)において、私のスタディグループCOKI.TOKYOによる特別講演会が「Science Based Dentistry」をテーマに開催され、歯科雑誌「クインテッセンス」に特集されました。
去る3月23日(日)、御殿山トラストタワー(東京都)において、スタディグループCOKI.TOKYO(吉野 晃会長)による特別講演会が「Science Based Dentistry」をテーマに開催され、所属歯科医師を中心に約60名が参集した。
本スタディグループは月1回のオンライン勉強会を主活動としており、それに加えて臨床歯科医が知識を深め直接会してディスカッションを行う場として、各分野のスペシャリストによる特別講演会やハンズオンセミナーも実施している。今回は、天然歯の保存とセファロ分析の2テーマでプログラムが組まれ、会長の吉野氏、副会長の船木 弘氏と関 豊成氏、オーガナイザーの髙井基普氏(いずれも東京都開業)が座長を務めた。
まず、先田寛志氏(大阪府開業)が「天然歯保存の真髄」と題して登壇し、メタルフリーの歯科治療を長年実践してきたなかで、活用した各種テクニックや材料について症例を交えて解説した。また、前歯部における重度歯根破折に対する保存治療として、自身がLOT(limited orthodontic treatment)に改良を加えて考案したRET(rotative extrusion technique)を紹介し、治療の成功と安定した長期予後を得るためのポイントを詳解した。
続いて、村松裕之氏(東京都開業)が「セファロ分析の真髄」と題して登壇し、初学者にも理解しやすいようセファロ分析の歴史と変遷を概説しつつ、補綴治療における各種セファロ分析法の応用例を解説した。氏は分析値を評価する際の留意点として、上下顎の位置関係においてはANB角と咬合平面傾斜を合わせて解釈する必要があること、平均値は治療の難易度を示す指標であって目標値ではないことなどを挙げた。さらに、近年普及しているアライナー矯正治療についてもふれ、セファロ分析をとおして従来の矯正歯科治療とは異なる歯の移動メカニクスを解説した。
最後の総合ディスカッションでは、本スタディグループ顧問である内藤正裕氏(東京都開業)も交えて活発な議論が展開され、盛会のうちに終了した。
去る3月2日、当クリニックは開業23周年を無事に迎えることができました。ひとえに日々来院くださる患者様、診療をするにあたりご協力くださる関係者の方、そして常に前向きに頑張ってくれるスタッフのおかげと、深い感謝の念を新たにいたしました。当日はスタッフからサプライズでフラワーアレンジメントのプレゼントがあり、いつもこうして医院の節目を忘れずに覚えていてくれることを有難く感じております。23年という月日に慢心することなく、この先も患者様に安心してお通いいただける医院を目指し、スタッフが一丸となり更なるスキルアップに努めてまいります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
この度、日本口腔インプラント学会指導医試験に合格いたしました。17000人以上在籍するマンモス学会のなかで指導医は200名ほどしか認定されない狭き門です。改めて正しいインプラント治療の発展に尽力したいと考えています。試験の合格はもちろん嬉しかったですが、バレンタインデーに合わせお祝いしてくれたスタッフの気持ちが本当に嬉しかったです。
2025年
IPOI学会 インプラント4カ月ベーシックコース
コースディレクター・講師として院長が出席
アメリカインプラント学会 AO(Academy of Osseointegration)
台湾大会 インプラントの咬合について講演予定
新年を迎え最初の学術活動は月刊クインテッセンス1月号の巻頭特集です。昨年の歯界展望の引き続き歯科研究会のプリンスである塚崎雅之教授の企画に参加させていただきました。歯科医学は治療学を中心に発展してきましたが、「なぜこうなったのか?」原因を突き詰めていくことこそ重要であると考えています。
歯周病の進行をはじめとする口腔内の様々な現象を骨免疫学という新たな視点から検証しています。
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